川越は七不思議と小江戸ビール2007年08月19日 22:11

 8月19日(日)

 懲りずにまだ妖怪めぐりをしようと云う私とファミリーである。

 埼玉県と云えば『袖引き小僧』が有名だが、川越の郷土研究の中にもその内容が取り上げられているらしい。
袖引き小僧は、その昔、川越のお隣、川島町辺りに現れた妖怪だそうだが、今回それらしい手がかりはつかめなかった。残念。
茨城県には、これに似た妖怪で『袖引き狢』と云うのがいたそうだ。これは年老いた狢が、人間の妊婦の匂いに発情して、袖を引いて悪戯したと云う事らしい。
狢とか狐狸の類は、昔から人間に化ける話しを多く聞く。だから川島町の袖引き小僧も、実は狢が化けていたものなのかも知れない。
娘(香月)がまだ嫁さんの腹の中にいた頃に、ここいら辺を訪れていたなら、ひょっとすると袖引き小僧にも逢えたかもな?と子供の様な考えを巡らせる私は、今年で36歳のオヤジである。
 しかし、川越には七不思議話しが多く伝わり、また古い建物、蔵が多く残っているので、想像以上に楽しめた一日だった。
七不思議については、以後ホームページの方でアップする予定だ。「へー、川越ってそうなんだ~」と驚いて欲しい。
 ところで、川越には名所を巡ってくれる色んな周遊バスがある。
今回侮っていた我々は、この炎天下を、ベビーカーを押しながら徒歩で名所巡りをしてしまったのだが、完璧に失敗したと思っている。香月もバテバテだし、嫁も靴ズレができて後半歩くスピードがおばあちゃん並みだった。きっと明日から色んな後遺症が現れる筈である。
周遊バスは比較的安価だし、次回は是非利用したいと思った次第だ。
浅草同様、人力車も走っていたが、この炎天下ではバスの方が快適だろう。人力車を引っ張る人にも気の毒だしね。
ただ、人力車や徒歩巡りには利点もある。思い掛けないもの、場所に遭遇する事が多い点だ。例えば川越特産の紫芋のソフトクリームや、立ち飲みの水出し珈琲店。川越に銭洗い弁天様があったのにも驚いた。
町並み、建物を眺めながらの散策が目的なら、逆にバスはNGだろう。
目的、テーマによって交通を考えた方が快適な観光がかなうと云う事、今回はしみじみ感じた。
 
 小江戸ビールをご存知だろうか?
私も最近知ったのだが、小江戸ビールは川越で生まれ、入間辺りで作られているらしい。
第46回モンドセレクションビール部門では賞を総なめしたとか。
私の知るかぎり、赤、青、黒、茶、白(ラベルの色)の5種類があり、青と茶が生ビール、黒は黒ビール、白は無濾過ビール、赤は川越の紫芋を使った発泡酒だ。なんと発泡酒なのに赤が一番高価で、333ml瓶一本で400円くらいする。青や茶は一本270円くらいとそれほど高くないので、結構買い得かも?
因みに、青と赤が最高金賞を受賞、茶が金賞、黒と白が銀賞受賞だそうである。なんだか判らんが、凄いビールなんじゃないか?
兎に角、巷では流行っている様だし、試しに私も、店に置いてあった種類を一本ずつ買って来てみた。
感想は後のブログにて・・・。

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