トゥルトゥットゥ扁桃腺 ― 2007年12月09日 07:44

12月8日(土)
気温と湿度の低下で大分風邪が流行っている様だ。実は私も昨日辺りから喉が痛くて、のど飴すら舐めたくない気分。喋るのが億劫で、あまりにも会話の返答が「う~ん」だの「判った」だのとシンプルなもので、嫁に「つまらない男だな」とイヤミを言われたが、弁解するのがまた億劫なので懇ろだ。
さて、私の流行と云えば、先週のハンガリー料理だ。
同僚Oに先週の体験を語ると、また新しい情報をくれたので、そのうちブログでも小出しにしていこうと思う。
ところで、Oが担当する小学校では、Oの提案が適って、先月、ハンガリー料理を生徒達に提供し、大盛況だったそうだ。『グヤーシュ』を回転釜で作る機会が来ようとは、流石のOも思わなんだ事だろう。
私も長い事大量調理を生業として来たが、回転釜で作りあげた料理は、店や家庭のガスレンジと鍋、若しくはフライパンで作る料理とは一味も二味も違う。想像以上に美味しく出来る場合が多い。
火力や圧力がポイントで、家庭やお店での小さい鍋を使った場合のそれと比べて、好い具合に食材に火を通すからであろう。御飯だって、ガス炊飯器で大量に5~6kg炊くと、同じ米でも全く美味しく感じる。
特に、回転釜によって作られた煮込み料理は、(大人になっては、そう食べる機会はないだろうが)美味しいものだ。ひょっとしたら、お子さんの通う小、中学校で食べさせてくれる機会があるかも知れないので、是非その時は食べてみていただきたいものだ。(まあ、給食会社の力量も大きいので、ハズレの場合もあるだろうが・・・)
学校給食は、豚や鶏の骨を使ってスープを取る事が多い。カレーやビーフシチュー、クリームシチューなどはちゃんと薄力粉を煎ってルーを作るし、ほぼ化学調味料類は使用しない。デザートもほぼ全て手作りだ。
そこいらのラーメン屋で、基本ができていないオヤジが取るスープとは比べ物にならない程の良質なスープを使って、料理を作る訳である。
時々、昔からある定番メニューから逸脱した、巷流行メニューや今回のOの様に提案したメニューを取り入れてもらえる場合もある。
さて、昔専門で作っていたメニューでも、回転釜を使って、大量に作る経験が出来るのは嬉しい反面、緊張もする。先に述べた様に、想像以上に美味く出来る場合が多いので、どんな仕上がりになるか楽しみでもある訳だ。
で、Oは大成功ハンガリー給食を生徒達に提供できたそうである。
それにしても、本格のハンガリー料理を学校給食で食べられるとは、なんと幸せな生徒達だろう。私も食べてみたかった。
そんな話を聞いたばかりだった所為か、ちょっと私も感化され、今日はトゥルトゥットゥカーポスタ(ハンガリー名:ロールキャベツの事)もどきを作ってみた。ロールと云うか、私のはミルフィーユである。茹でたキャベツ~練った挽肉~キャベツ~肉・・・と数度重ねて、圧力鍋で煮てゆく。
話戻るが、回転釜の仕上がりと近いのが圧力鍋での調理である。なので、我が家では圧力鍋調理は頻繁である。
今回のロールキャベツはちと変り種。まず、お肉は鶏挽肉を使い、コンビーフを混ぜて種を作ってみた。炒めた生米は薄っすらカレー風味にして加え、サワークリームを多めに混ぜた。スープはホールトマト缶(少なめ)、白ワイン、水、塩のみだ。本当はザウワクラウトを入れて煮てみたかったのだが、計画なく調理しだした為、写真のような仕上がりとなった。
他に、今日ゲットしたアルゼンチン産赤海老のクリームパスタ(リングイーネ使用)、牛シャブとルッコラの胡麻ダレサラダ、コーンポタージュなどを作った。どれも美味。食べたい時に食べたいものを家族と食す。これぞ究極の料理だと思う。「トゥルトゥットゥ~」と歌いながら、娘の顔を眺めつつ(時々嫁の顔も)の夕餉は幸せの瞬間であった。
飲み物は、フランス産の安スパークリングワイン。これがまた、腫れた扁桃腺に刺激的だった。
余談だが、写真のスープ皿は私のお気に入りである。ボーンチャイナとナルミのコラボ商品で、柄と好い、形、サイズと好い、食事を一双美味しくしてくれる。我が家の食器コレクションの中でも、特に大切にしたい逸品である。
気温と湿度の低下で大分風邪が流行っている様だ。実は私も昨日辺りから喉が痛くて、のど飴すら舐めたくない気分。喋るのが億劫で、あまりにも会話の返答が「う~ん」だの「判った」だのとシンプルなもので、嫁に「つまらない男だな」とイヤミを言われたが、弁解するのがまた億劫なので懇ろだ。
さて、私の流行と云えば、先週のハンガリー料理だ。
同僚Oに先週の体験を語ると、また新しい情報をくれたので、そのうちブログでも小出しにしていこうと思う。
ところで、Oが担当する小学校では、Oの提案が適って、先月、ハンガリー料理を生徒達に提供し、大盛況だったそうだ。『グヤーシュ』を回転釜で作る機会が来ようとは、流石のOも思わなんだ事だろう。
私も長い事大量調理を生業として来たが、回転釜で作りあげた料理は、店や家庭のガスレンジと鍋、若しくはフライパンで作る料理とは一味も二味も違う。想像以上に美味しく出来る場合が多い。
火力や圧力がポイントで、家庭やお店での小さい鍋を使った場合のそれと比べて、好い具合に食材に火を通すからであろう。御飯だって、ガス炊飯器で大量に5~6kg炊くと、同じ米でも全く美味しく感じる。
特に、回転釜によって作られた煮込み料理は、(大人になっては、そう食べる機会はないだろうが)美味しいものだ。ひょっとしたら、お子さんの通う小、中学校で食べさせてくれる機会があるかも知れないので、是非その時は食べてみていただきたいものだ。(まあ、給食会社の力量も大きいので、ハズレの場合もあるだろうが・・・)
学校給食は、豚や鶏の骨を使ってスープを取る事が多い。カレーやビーフシチュー、クリームシチューなどはちゃんと薄力粉を煎ってルーを作るし、ほぼ化学調味料類は使用しない。デザートもほぼ全て手作りだ。
そこいらのラーメン屋で、基本ができていないオヤジが取るスープとは比べ物にならない程の良質なスープを使って、料理を作る訳である。
時々、昔からある定番メニューから逸脱した、巷流行メニューや今回のOの様に提案したメニューを取り入れてもらえる場合もある。
さて、昔専門で作っていたメニューでも、回転釜を使って、大量に作る経験が出来るのは嬉しい反面、緊張もする。先に述べた様に、想像以上に美味く出来る場合が多いので、どんな仕上がりになるか楽しみでもある訳だ。
で、Oは大成功ハンガリー給食を生徒達に提供できたそうである。
それにしても、本格のハンガリー料理を学校給食で食べられるとは、なんと幸せな生徒達だろう。私も食べてみたかった。
そんな話を聞いたばかりだった所為か、ちょっと私も感化され、今日はトゥルトゥットゥカーポスタ(ハンガリー名:ロールキャベツの事)もどきを作ってみた。ロールと云うか、私のはミルフィーユである。茹でたキャベツ~練った挽肉~キャベツ~肉・・・と数度重ねて、圧力鍋で煮てゆく。
話戻るが、回転釜の仕上がりと近いのが圧力鍋での調理である。なので、我が家では圧力鍋調理は頻繁である。
今回のロールキャベツはちと変り種。まず、お肉は鶏挽肉を使い、コンビーフを混ぜて種を作ってみた。炒めた生米は薄っすらカレー風味にして加え、サワークリームを多めに混ぜた。スープはホールトマト缶(少なめ)、白ワイン、水、塩のみだ。本当はザウワクラウトを入れて煮てみたかったのだが、計画なく調理しだした為、写真のような仕上がりとなった。
他に、今日ゲットしたアルゼンチン産赤海老のクリームパスタ(リングイーネ使用)、牛シャブとルッコラの胡麻ダレサラダ、コーンポタージュなどを作った。どれも美味。食べたい時に食べたいものを家族と食す。これぞ究極の料理だと思う。「トゥルトゥットゥ~」と歌いながら、娘の顔を眺めつつ(時々嫁の顔も)の夕餉は幸せの瞬間であった。
飲み物は、フランス産の安スパークリングワイン。これがまた、腫れた扁桃腺に刺激的だった。
余談だが、写真のスープ皿は私のお気に入りである。ボーンチャイナとナルミのコラボ商品で、柄と好い、形、サイズと好い、食事を一双美味しくしてくれる。我が家の食器コレクションの中でも、特に大切にしたい逸品である。
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_ プロが選ぶ本物の道具店bancoーlife - 2008年01月09日 10:06
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