大脱走ルリ2010年11月03日 11:39

 11月3日(水)

 ニコの話ばかりだが、我が家にはもう一匹、14歳を過ぎたおばあちゃん犬のルリがいる。(私のホームページの方でも1コーナー作ってありますので、どうぞご参照を)

 そのルリだが、昨年末からヒキツケ発作を起こすようになってしまい、以来薬を飲みながらの生活である。
夏頃には「腎不全」と診断され、もう長くないなと覚悟をしている状況だ。

 先日の話だ。
お天気も良く、体調も好さそうだったので、朝からルリを外の小屋に繋ぎ、我々は家の掃除に励んだ。夕方になり、さて、ルリを綺麗にしたサークル内に戻そうと外に出たら・・・・居ないのである。
普段放し飼いにしておいても、飼い主から離れようとしない従順な犬なのに、綱を引っこ抜いて脱走なんて考えにくい。しかもよりによって、体がかなり弱った状態だ。
何時間前に逃げ出したやら、我々は全く判らなかったが、あの状態でそれほど遠くへは行けまいと、私は普段の散歩コースなどをくまなく捜し歩いてみたが、見当たらず。大きな通りも歩いてみたが、車に挽かれた様子もない。
14年も人間以上に可愛がり、共に過ごして来て、逃げられて、ハイお終いなんて結末はなかろうと、必死で探しまわったが、見つからない。
最後に、半ば諦めムードで保健所に電話かけてみたところ、ちゃっかり保護されていて、早速お迎えに。
これがまた、我が家からだと結構遠い場所でまいったが、また戻ってきたので良しとしようと和やかな一家にもどった。
 因みに、保健所に保護されると一日4000円(餌代別500円)掛かり、一週間くらい連絡がないと処分されてしまうとか。
この日もルリ以外にも3匹ほど迷子犬が保護されていて、連絡なしだと云う事だった。気の毒なわんこ達だと思った。
 兎も角、ルリは無事に戻ってきたので、きちんと最後をみとって、それなりの処置をしてやろうと思うのである。それが、責任を持って犬を飼うと云う事なのだ。

 ところで、この脱走劇、我々の結婚記念日だった事に気づいたのは、その晩遅くであった。

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