明けました 今年も宜しくぅ。2009年01月01日 11:46

 1月1日(木)

 夕べ遅くに嫁の友人(オカチャン)が我が家に遊びに来た。年が明けたら一緒に初詣に行こうと云う約束をしていたからだ。
その為、私は一昨日に買い物を済ませ、昨日の朝からセッセとおせち料理を作っていたのだが・・・。
料理しながら酒を只管飲んでいたもんだから、まんまと酔っ払っちゃって、せっかく訪ねてくれたオカチャンに料理を振舞うのを忘れてしまった。しかし、嫁の運転で、なんとか初詣(大宮の氷川神社)にだけは行けた。たぶん千鳥足だったのだろう??。
 そうして今朝はゆっくり起き出し、昨夜を反省しながら、家族だけでおせち料理を抓んだ。また酒を飲みだす私に、嫁はスッカリ呆れ顔だ。

 今年は鰤が高かった。数の子もイクラも高かった。不思議と鮪は昨年より安かったかな。
兎に角、年々おせち料理の材料は値上がりしている。もう10年近くもおせち料理を手作りしているからその辺の事には敏感である。そして、既に出来上がっているおせち料理の値段も年々高いし、味がきつ過ぎて食えたものではない。自分の作る伊達巻やら栗きんとん、煮豆は、そりゃあできあいよりは日持ちはしないが、段違いに美味いし、何しろ安心である。流石に蒲鉾だけは手作りできなかったが・・・今お汁粉用の小豆だって炊いている。これはその合間のブログである。
料理人たるモノ、年の初め、おせち料理は力を入れて作るべきであると私は思っている。今年も一年、多いに料理に携わって行こうと思う。

 ※公開が遅いので、ホントは後書きしてんじゃねーかと疑われていますが、その通り。でも、書き出して保存したままと云うケエスが多いかな。書く事を忘れない様に、ちょっとずつ記録しておいて、後で纏めて公開しています。ご了承下さい。

ヘルペスに押し寿司2009年01月11日 12:30

 1月10日(土)

 私もカミサンも仕事が始まり、娘も保育園生活が始まった。と思ったら早速娘が高熱を出し、口にヘルペスなんぞをつくって痛々しい。どうやらカミサンの体質と似たらしい。小児のヘルペスは初めての場合は結構重症なんだそうだ。口内炎や扁桃腺炎を伴い、熱が出るらしい。口の中が荒れて、歯茎からの出血もある。病院に行かず、知らないでいたら、「香月が血を吐いた!」ときっと大騒ぎしていた事だろうが、医者の説明をよく聞いてきたので、この連休はきちんと薬を飲ませ、自宅でゆっくり療養しようと思っている。
 魚屋で鮮鯖と穴子を仕入れてきたので、押し寿司なぞを作ってみた。鯖は普通にしめ鯖にしようと思って調理しだしたのだが、切ってから何となくバッテラで食べたくなったので予定変更。そんな訳でちょっと珍しい様子のバッテラができた。
味は抜群、実は私、酢飯作りは得意だ。
(酢1.8k:砂糖1k:塩0.3kくらいの割合で、生米1kあたりに寿司酢150ccを混ぜると丁度好い。勿論味をみながら微調整する事。良かったら試してみては?)
穴子の押し寿司と云うのは、ちょっと硬くなってしまって、カミサンの評は今一だった。酢飯と穴子の間に山椒を仕込んだりして結構工夫はしてみたんだが・・・。
娘は穴子の詰めが沁みた寿飯だけを2貫も食べた。歯茎が腫れているので刺激の強い食べ物はNGらしい。

メキシコ料理2009年01月12日 18:20

 1月12日(月)

 仕事も始まり、さて頑張ろうと思ったらもう三連休。成人の日である。
 私の成人式は前日が大雪で、当日は掻き分けられた雪が眩しいくらい光って、自分が世界の中心人物にでもなったような気分だったのを覚えている。まあ、それだけ夢も希望もあって、成人と云う事に大きな境目を感じていたのだろうな。
今じゃあしょぼくれ爺になってしまったが、自分の成人式の記念写真を見るとちょっと元気が出る。
 さて、成人式には全く関係ないが、今日はメキシコ料理に挑戦。
タコスの生地粉がなかったので、薄力粉と卵と牛乳でクレープ生地を作り(クミンパウダーを隠し風味に)、セブンイレブンのブリトーをイメージしてみた。中の具にはサルサソース、ワカモレディップ、ドライカレー、チーズ、野菜各種などなど用意。
クレープ生地とメキシコ料理はとてもマッチしてイケると思う。
手巻き寿司パーティーとかたこ焼きパーティーとか、巷では流行っているそうだが、ブームから離れてしまったメキシコ料理、タコスパーティーなんて云うのを流行らせて、是非復活させましょうよ。

テレビで紹介回転寿司へ2009年01月25日 19:14

 1月25日(日)

 昨日、夕方6時半からフジテレビで放映された『もしもツアーズ』で、近くの回転寿司屋さんが紹介された。
近くと言っても、駅は東大宮駅で、家の最寄駅とは線が違うから、電車だと結構時間が掛かる。しかし、車では十数分の場所である。
そんな訳で、興味津々見ていたところ、偉い安い金額でランチを提供すると云うので、早速本日家族3人で訪れてみた。
メジャーな民放テレビ番組の力は絶大である。
我々もランチ時間より一時間くらい早く到着してしまったのだが、既に行列ができており、我々が並んだあとにもゾクゾクと列ができた。
通過する人々は何事か?と言わんばかりに我々の列を横目に通り過ぎて行く。
実は私もこうした行列に加わるのはあまり好きではないのだが、ブログのネタには好いかなと軽い気持ちで来てしまったら、寒いの何の。
待ち時間、約一時間の末、写真のお寿司、海苔巻きまで入れて全部で22貫。コレに味噌汁が付いて、なんと680円!
どうだ、安いだろ!そりゃあテレビでも取り上げられるわね。
このお店、今回のもしもツアーズ以外でも色んなテレビ番組に取り上げられているそうだ。
だが、「何時もはガラガラなんだけどね~」と駅の自転車警備員がポソリとつぶやいていた。
新鮮、高級ネタも一律一皿130円で提供しているのが売りらしいが、流石に特別価格のメニューもあった。
本日は、この企画「ダブル乗っけランチ」以外に生牡蠣と鰤がお勧めだったが、このボリュームランチに別注文するのは大食いの私でも不可能だった。
お客の中には、食べきれずに残りをお持ち帰りする人達もいたくらいだ。
たまにはこんなミーハーな行動も好いものだ。だが、正直言うと、安いのは安かったが、やっぱり回転寿司レベルだと思った。職人さんも握るのは矢鱈早くて吃驚したが、なんか美味しさが普通の寿司屋さんと比べると落ちる気がする。
何故だろうか?
回転寿司と一般の寿司とでは何故差が出るのだろう?
鮮度に拘った、ベテラン職人が握った握りたてを食べてもそう感じるのだから、何か他の理由があるのだろうな。
でも、680円では贅沢はいえませんな。

ホルモン鍋2009年01月30日 19:56

 1月30日(土)

 引越す前、よく通ったスーパーの肉屋さんで上質のホルモンを売っていた。当時はよくそれを買って鍋にしたものだったが、引越して以来ご無沙汰であった。たまにはと思って、ホルモンを買いに、車でそのスーパーに行ったらありましたありました、ピンク色のプリップリのホルモンが。
 で、早速今夜はホルモン鍋に。
野菜はもやし、キャベツ、韮だけ。シンプルに。
生姜と大蒜を隠し味に。味付けは沖縄のそば出汁で。
ホルモンを圧力鍋で軟らかく煮てから鍋にするのが私風。このとき残った煮汁はホルモンの旨味が存分に流出され、真っ白なパイタンスープとなる。その濃厚なスープで味を調えると私のホルモン鍋は完成だ。
冬場も美味しいけど、実は夏場もホルモン鍋は美味しいぞ。

ラヂオ番組アヴァンティー2009年01月31日 20:54

 1月31日(土)

 土曜日の夕方5時から放送のラヂオ番組(東京FM)を聞きながら、夕飯を作るのが、10年来、私の至福の時間だ。(夕飯を作っていなくとも、風呂内で聞いていたり、ドライブ中に聞いていたりもまた至福だったりする)
あまり他に物事を考えないで良い状況下でこの番組を聴いていると、掘り出しネタがあってとても勉強になる。
この番組のお陰で、今までどれだけ私が友人達に薀蓄を語れた事だろうか。(たまに嘘情報もあったようだが・・・)
兎も角、色んな業界人の話が聞けるので、ちょっとマニアックな話が聞けるところが私好みなのである。
 今日の放送にこんなネタがあった。

~堀賢一さん~
(「ワインインスティテュート」日本支部代表)『ワインの価格』の話

 ワインは円高が価格に出るとは限らない。一番安いワインなら卸価格が1ドル。ここに関税や酒税が加わって日本の店頭で500円くらい。だから円高で1ドル100円が90円になってもあまり影響が出ない。
 逆に高価なワインほど円高の影響は大きい。ただし輸入業者は3ヶ月分くらいのストックを持っているので、円高の影響が出るのはこれから。
 さらにワインの価格を難しくしているのは、ワインが投機の対象になっていたこと。2000年頃はシャトー・ラトゥールでもシャトー・マルゴーでも先物で買えば高くて2万円だった。それが去年、大して良くない2006年のヴィンテージが10万円という価格になっていた。
 だから今、円高だからとシャトー・マルゴーを買ったりしては絶対にいけない。2~3年で昔の3万円程度に落ち着くはず。
 今なら投機の対象にならなかった下のクラスのワイン(1万円未満)がオススメ。安定しているのはカルフォルニアやオーストラリア、チリなどのワイン。
 ヨーロッパは収穫期に雨が降りやすいせいで安定していないけど、実は2005年が20年に1度というすごいヴィンテージだった。これをいま買って20年後に飲むのが最高。

 こんな内容の放送だったのだが、ゲストは最後に「2005年のボジョレー・ヌーボーは20年後に相当価値が出る筈」的な話をしていた。
何?2005年のボジョレー?
料理中だったが、私はおもむろに階段下の私の隠しワインコーナーへと向かい、一本のワインを手に取り戻った。
あるではないの、2005年のボジョレー・ヌーボーが。
普通、ボジョレー・ヌーボーを保存しておくなんてナンセンスなのだろうが、たまたまこの年のこのボジョレーのラベルをジミー大西氏が手掛けたと云う事で、もしかしたら値打ちが出るかもと考え、取って置いたのである。そう云えば、この年は、ワイン造りには最高なぶどうが収穫できたとか、何十年?かに一度のボジョレー・ヌーボーだとか騒いでいたような記憶もある。
果たして、ラヂオの情報が嘘か真かは判らないが、自分の見る目にちょっとだけ自信を持ってしまった私は、その後気分よくパスタをこさえて他の安い赤ワインと楽しんだのだった。
 因みに、私のワインコレクションは結構マニアックだと思う。十数年前に買いだめして置いたモノが多いかしら。

このブログについて

私の作成するホーム頁『匂山人の有卦に入る』から分化したモノです。ですから、主なネタは妖怪、料理、音楽、家族、仲間、犬などになってます。
私に興味を持ってしまった奇特なアナタ、時にジンワリ、時にニンマリしてみてちょーだい。
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