メトロに乗って2007年05月27日 14:25

 5月27日(日)

 娘の水疱瘡もすっかりよくなり、木曜日より保育園に預ける事ができるようになった。今回は突然の対処に、私の母には大変迷惑を掛けた。さぞ疲れさせてしまった事だろう。
しかし反面、香月と密な時間を過ごせた事に、母は満足感を得た様だ。
そして一昨日の晩に母を田舎に送り届けたのだが、一週間、密な生活を送っていた分、母の香月と別れ際の顔が寂しそうだったのが印象的だった。
ホッとしながらも寂しい複雑な心境だったのだろう。人間味のあるとても心打たれるシーンだったと思う。具合の悪い児を数日間も看病していれば、情も沸くだろう。別れが辛くなるのも当然だ。
 そう言えば、数週前に『メトロに乗って』と云う映画を借りて観た。
自分の両親が若かった時代にタイムスリップすると云う内容の、直木賞受賞作家『浅田次郎』氏原作の作品だ。
嫁のツボではなかったそうだが、私には妙に印象に残る作品だった。
かといって、私も特にコメントは出ないのだが・・・。
作り手(監督や脚本家だけに非ず)の世界観が繊細で、マニアックな気質の方々には受けそうなのだが、実際如何だったのだろうか?あまり話題にならなかった映画の様だけど・・・。
今時の作品にしてはキャストも少なく、華やかさに掛けた気もしたが、個性的な私好みの役者が揃っていたのは好印象だった。主役は堤慎一氏、大沢たかお氏と常盤貴子氏が脇固め。いろんな面で感慨深い作品だった。
上手く説明できないので、興味あったら是非観ていただきたい。
因みにこの映画、私も日頃通勤に利用している銀座線が舞台だったので、観て以来、ひょっとしたら私もタイムスリップできるかな?なんて神秘的な考えが無きにしも非ず。
 今朝観たアニメ『げげげの鬼太郎』が『幽霊列車』と云うタイトルで、ちょっと内容的にもそんな不思議話とリンクする部分があったので、ブログのネタにしてみた。
今回の内容は、何時もの様に鬼太郎が悪い妖怪と戦うと云った内容ではなく、一種の怪談仕立てになっていた。謂わば今時の流行風となっていて、完全なマニア大人向けだったと思う。
アニメといえども、白粉婆(おしろいばば)に始まり、飛頭蛮(ろくろくび)、加牟波理入道(かんぱりにゅうどう)などなど、ナイスなタイミングで登場する辺り、今回の鬼太郎は、大分拘っているなとも思った。
先日観た実写版鬼太郎よりも力が入っているのでは?
兎も角、毎週日曜、朝九時、フジテレビは見逃せないでしょう。

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