下田へ家族旅行 ― 2008年12月23日 10:42

12月20日(土)
そうそう年に何度も旅行はできないが、たまにゃ温泉に浸かりたいものだ。嫁さんが同僚から下田プリンスホテルの割引チケットをいただいたのでと云う事で、師走の海を眺めに小旅行。
そう云えば、下田は17年前に、父母、兄とともに家族旅行をした思い出の地である。当時私は20歳、父母も50歳くらいで溌剌していたもんだ。平日だったのに観光客も多かったし。
ところが、時代は流れたんだな。シーズンオフとは云え、不景気からなのだろう、観光スポットはどこも閑散とし、閉館したホテルやレストランの建物がそのままの状態になっているのを見ると、とても切ない気持ちになった。当時訪れた海中水族館にも再び行って見たのだが、これまたまばらな客数で、寂れた印象を受けた。
因みに、伊豆といえば結構メジャーだった『いのしし村』が閉館になっていたのにも驚いた。我々も娘が生まれる直前にいのしし鍋を食べた思い出があるが、不景気に負けてしまったのだろうな。何とも寂しい限りだ。
この時期、ホテルのお客数も相当少なかった。
大開口窓からは一面海が、そして天気が良ければ伊豆七島がいくつか確認できる贅沢大浴場も、ほぼ貸切状態で、マッサージ機も使い放題。マナーの悪い客にイライラする事などは一切なく、とても癒された。何しろお天気最高の中、日の出を湯に浸かりながら拝めるなんざ、そう経験できるもんではない。
勿論一泊夕朝2食付のチケットである。夕食は和食、洋食、寿司からチョイスできる4000~5000円くらいのコースで、私達は、珍しく寿司をチョイスした。一人前4、5000円の寿司なぞを食べる機会も普段は滅多にないし、下田の地魚を堪能できればとウキウキしながらご馳走になったが、想像していたよりもオーソドクスなネタばかりで、ちょっと残念だった。でも、年季の入ったおやっさんの握る寿司はやっぱり一味違う気がした。特に大トロ、後から追加注文した地蛸は久しぶりにいいもの食ったなと思ったほど。
下田だから、伊勢海老とか金目鯛や鮑なんかも食えちゃうのかなと期待していたが、どうやら4、5000円のコースでは扱えないネタだった様である。
朝食はバイキング。洋食と和食のコーナーが分かれており、どれも薄味で胃に優しい感じの好感の持てる内容だった。何よりホールも前面ガラス張りで、目の前一面パノラマ海で素敵であった。朝日の中の優雅な朝食は、違いの判るネスカフェゴールドブレンド赤ラベルな男がよく似合うと思った。
帰宅途中、道沿いで農協のみかん直売所が賑わっていたので寄ってみた。流石田舎だ。一キロ100円~350円までランク分けされたみかんが、計量はセルフサービスといったスタイルで売られていた。計量は買い手となれば、インチキする奴もいるだろうに。だが、田舎の人たちはあまり人を疑ったりしないのである。ふところが深いのだ。
こう云うムードは得意ではないが嫌いではない。わざとよそ者っぷりを匂わせながらフレンドリーに売り手に話しかけると、結構サービスしてくれるものである。今年は特にみかんが例年の倍値以上だから、キロ100円は嬉しい。全て試食したが、小粒でもキロ100円のものが一番味が濃密だったのでとりあえず5キロ分購入。安くとも、10キロも腐らせず食べきるのは難しいしね。他に、大根(50円)と地元産椎茸(100グラム160円)も購入したら、オヤジさんが10円サービスしてくれた。
そうそう年に何度も旅行はできないが、たまにゃ温泉に浸かりたいものだ。嫁さんが同僚から下田プリンスホテルの割引チケットをいただいたのでと云う事で、師走の海を眺めに小旅行。
そう云えば、下田は17年前に、父母、兄とともに家族旅行をした思い出の地である。当時私は20歳、父母も50歳くらいで溌剌していたもんだ。平日だったのに観光客も多かったし。
ところが、時代は流れたんだな。シーズンオフとは云え、不景気からなのだろう、観光スポットはどこも閑散とし、閉館したホテルやレストランの建物がそのままの状態になっているのを見ると、とても切ない気持ちになった。当時訪れた海中水族館にも再び行って見たのだが、これまたまばらな客数で、寂れた印象を受けた。
因みに、伊豆といえば結構メジャーだった『いのしし村』が閉館になっていたのにも驚いた。我々も娘が生まれる直前にいのしし鍋を食べた思い出があるが、不景気に負けてしまったのだろうな。何とも寂しい限りだ。
この時期、ホテルのお客数も相当少なかった。
大開口窓からは一面海が、そして天気が良ければ伊豆七島がいくつか確認できる贅沢大浴場も、ほぼ貸切状態で、マッサージ機も使い放題。マナーの悪い客にイライラする事などは一切なく、とても癒された。何しろお天気最高の中、日の出を湯に浸かりながら拝めるなんざ、そう経験できるもんではない。
勿論一泊夕朝2食付のチケットである。夕食は和食、洋食、寿司からチョイスできる4000~5000円くらいのコースで、私達は、珍しく寿司をチョイスした。一人前4、5000円の寿司なぞを食べる機会も普段は滅多にないし、下田の地魚を堪能できればとウキウキしながらご馳走になったが、想像していたよりもオーソドクスなネタばかりで、ちょっと残念だった。でも、年季の入ったおやっさんの握る寿司はやっぱり一味違う気がした。特に大トロ、後から追加注文した地蛸は久しぶりにいいもの食ったなと思ったほど。
下田だから、伊勢海老とか金目鯛や鮑なんかも食えちゃうのかなと期待していたが、どうやら4、5000円のコースでは扱えないネタだった様である。
朝食はバイキング。洋食と和食のコーナーが分かれており、どれも薄味で胃に優しい感じの好感の持てる内容だった。何よりホールも前面ガラス張りで、目の前一面パノラマ海で素敵であった。朝日の中の優雅な朝食は、違いの判るネスカフェゴールドブレンド赤ラベルな男がよく似合うと思った。
帰宅途中、道沿いで農協のみかん直売所が賑わっていたので寄ってみた。流石田舎だ。一キロ100円~350円までランク分けされたみかんが、計量はセルフサービスといったスタイルで売られていた。計量は買い手となれば、インチキする奴もいるだろうに。だが、田舎の人たちはあまり人を疑ったりしないのである。ふところが深いのだ。
こう云うムードは得意ではないが嫌いではない。わざとよそ者っぷりを匂わせながらフレンドリーに売り手に話しかけると、結構サービスしてくれるものである。今年は特にみかんが例年の倍値以上だから、キロ100円は嬉しい。全て試食したが、小粒でもキロ100円のものが一番味が濃密だったのでとりあえず5キロ分購入。安くとも、10キロも腐らせず食べきるのは難しいしね。他に、大根(50円)と地元産椎茸(100グラム160円)も購入したら、オヤジさんが10円サービスしてくれた。
便所の神様? ― 2008年12月23日 12:30

12月20日(土)
沼津経由で下田に向う途中、『便所の神様、明徳寺』と云う看板が目に付き、興味津々寄って見ることにした。ちょうど尿意も感じていたしね。
さて、借りたトイレ内にはお札が貼られ、外には大きな大黒様像が立っていた。はてはて、どんなお寺なのだろう?
用を足し、早速お寺へ。
なるほど天台宗なので、五大明王の一尊である烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)が祀られたお寺だった。
烏枢沙摩明王は古代インド神話においても炎の神とされ、この世の一切の汚れを焼き尽くすと云う功徳を持つそうだ。
古くから便所は怨霊や悪魔の出入り口と考える思想があったことから、現実的に不潔な場所であり、怨霊の侵入箇所とされていた。それでこの烏枢沙摩明王の炎の功徳によって清浄な場所に変えると云う信仰が広まり、今に伝わっているんだとか。
そんな訳で、お札好きの私には嬉しい、コレクションが一つ増えた。
烏枢沙摩明王札、トイレに貼ると家運がアップするそうだ。
文字札はトイレ入り口外側上に、明王が書かれた絵札は入り口内側上に貼るのが正しいらしい。和式トイレだと貼る場所が違うそうなので、お札を持っている方はご注意。(そうそう持っている方も少ないとも思うが、念の為)お札をお求めの方は、是非明徳寺まで。
写真で気付いたのだが、右側に男性のシンボルの様な石像が立っている。これも便所と関係があるのだろうか?
沼津経由で下田に向う途中、『便所の神様、明徳寺』と云う看板が目に付き、興味津々寄って見ることにした。ちょうど尿意も感じていたしね。
さて、借りたトイレ内にはお札が貼られ、外には大きな大黒様像が立っていた。はてはて、どんなお寺なのだろう?
用を足し、早速お寺へ。
なるほど天台宗なので、五大明王の一尊である烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)が祀られたお寺だった。
烏枢沙摩明王は古代インド神話においても炎の神とされ、この世の一切の汚れを焼き尽くすと云う功徳を持つそうだ。
古くから便所は怨霊や悪魔の出入り口と考える思想があったことから、現実的に不潔な場所であり、怨霊の侵入箇所とされていた。それでこの烏枢沙摩明王の炎の功徳によって清浄な場所に変えると云う信仰が広まり、今に伝わっているんだとか。
そんな訳で、お札好きの私には嬉しい、コレクションが一つ増えた。
烏枢沙摩明王札、トイレに貼ると家運がアップするそうだ。
文字札はトイレ入り口外側上に、明王が書かれた絵札は入り口内側上に貼るのが正しいらしい。和式トイレだと貼る場所が違うそうなので、お札を持っている方はご注意。(そうそう持っている方も少ないとも思うが、念の為)お札をお求めの方は、是非明徳寺まで。
写真で気付いたのだが、右側に男性のシンボルの様な石像が立っている。これも便所と関係があるのだろうか?
クリスマスツリー ― 2008年12月24日 08:47

12月24日(水)
11月頃、お値段以上のニト○でクリスマスツリーを買った。なんたらファイバーが枝先に仕込まれており、スイッチを入れると色んなモードで枝先が光るハイテクなツリーだ。
光る色は赤、オレンジ、紫、水青、群青、緑・・・と結構多いし珍しい色のラインナップである。
流石はお値段以上のニト○だ。一番小さなタイプのツリーだが、値段以上のゴージャスさもある。
これに色々飾り付けて、こんな感じになった。
娘がスイッチの入り切りを覚え、ここ数日、帰宅すると、和室でツリーが輝いていて何だか和まされている。
因みに、私は家にクリスマスツリーを飾るような家庭に育たず、まさか自分も飾る事はあるまいと思っていたが、この何とも言えない幸せ気分に浸れる事を覚えてしまうと、毎年この時期、我が家のツリーは和室を幻想的にする事だろう。
だが、田舎に行くほど、自分の家や庭を電飾で飾り、無駄に電気を使う家庭があるが、あれだけは絶対良さを理解できない。よく、泥棒除けだなんて云う話も聞くが、だったらセコ○とかに頼んで管理して貰った方がよっぽど安上がりだと思う。
ああ云うのをやる人ってどんな人なんだろう?意外と元ヤンキーだったりするのかな?メルヒェンな人と云うよりは、目立つの大好きな人なんだろうと云う事は何となく想像できるが。
11月頃、お値段以上のニト○でクリスマスツリーを買った。なんたらファイバーが枝先に仕込まれており、スイッチを入れると色んなモードで枝先が光るハイテクなツリーだ。
光る色は赤、オレンジ、紫、水青、群青、緑・・・と結構多いし珍しい色のラインナップである。
流石はお値段以上のニト○だ。一番小さなタイプのツリーだが、値段以上のゴージャスさもある。
これに色々飾り付けて、こんな感じになった。
娘がスイッチの入り切りを覚え、ここ数日、帰宅すると、和室でツリーが輝いていて何だか和まされている。
因みに、私は家にクリスマスツリーを飾るような家庭に育たず、まさか自分も飾る事はあるまいと思っていたが、この何とも言えない幸せ気分に浸れる事を覚えてしまうと、毎年この時期、我が家のツリーは和室を幻想的にする事だろう。
だが、田舎に行くほど、自分の家や庭を電飾で飾り、無駄に電気を使う家庭があるが、あれだけは絶対良さを理解できない。よく、泥棒除けだなんて云う話も聞くが、だったらセコ○とかに頼んで管理して貰った方がよっぽど安上がりだと思う。
ああ云うのをやる人ってどんな人なんだろう?意外と元ヤンキーだったりするのかな?メルヒェンな人と云うよりは、目立つの大好きな人なんだろうと云う事は何となく想像できるが。
日向鶏の丸焼き ― 2008年12月25日 20:25

12月25日(木)
近所に、勿論国産の、メジャー所からお肉を仕入れているお肉屋さんがあり、鶏丸一羽(1kgくらいのサイズ)を2羽分、今日の為に予約しておいた。ちょっと重さが出てしまった様だが、サービスしてもらって、凡そ2kgで1600円だった。今年は夏頃、仕事でも国産鶏を扱ったので、まあ妥当な値段だと思う。このお肉屋さんのご主人は、どうやら品に拘りを持っている様で、
「お客さんみたいに、クリスマスに鶏一羽を生で購入なんて人、めっきり減りましたよ。嬉しいね~。で、どう料理するんだい?」
なんて云う会話で盛り上がり、以後お得意さんになれそうである。
因みに、このお店のローストチキンは、塩、タレ共に店のオリジナルで1羽約1500~1600円くらいだそうだ。「タレが自信アリ」との事だったが、残念、またの機会にしよう。
クリスマスとは言え、平日だから帰宅後からの調理だ。娘が待ちきれずに寝てしまうかな?と心配したが、なんとか2口くらいローストチキンを食べた。まだ娘はお肉を飲み込むのが得意ではない。噛むだけ噛んで、飲み込めずに出してしまう事が多いのだが、下田で買ってきたみかんで作ったみかんソースがお気に召したのか、皮部以外は飲み込めた様である。
3人家族で鶏一羽なんて食べきれないだろうと思っていたが、主菜がなかったからか、綺麗に片付いてしまった。流石マイファミリー。と云うかマイストマックだ。明日はきっと一番鳥より早く起きて会社出勤する事だろう。
娘には、サンタさんが『アンパンマンの腕時計』をプレゼントしてくれたみたいだ。まだデジタル時計も読めないが、大人の真似をしたがる時期なので、大喜びだ。
でも何故だろう、サンタさんは僕の財布から腕時計の代金をしっかり徴収して行ったみたいである。世知辛いね~。
近所に、勿論国産の、メジャー所からお肉を仕入れているお肉屋さんがあり、鶏丸一羽(1kgくらいのサイズ)を2羽分、今日の為に予約しておいた。ちょっと重さが出てしまった様だが、サービスしてもらって、凡そ2kgで1600円だった。今年は夏頃、仕事でも国産鶏を扱ったので、まあ妥当な値段だと思う。このお肉屋さんのご主人は、どうやら品に拘りを持っている様で、
「お客さんみたいに、クリスマスに鶏一羽を生で購入なんて人、めっきり減りましたよ。嬉しいね~。で、どう料理するんだい?」
なんて云う会話で盛り上がり、以後お得意さんになれそうである。
因みに、このお店のローストチキンは、塩、タレ共に店のオリジナルで1羽約1500~1600円くらいだそうだ。「タレが自信アリ」との事だったが、残念、またの機会にしよう。
クリスマスとは言え、平日だから帰宅後からの調理だ。娘が待ちきれずに寝てしまうかな?と心配したが、なんとか2口くらいローストチキンを食べた。まだ娘はお肉を飲み込むのが得意ではない。噛むだけ噛んで、飲み込めずに出してしまう事が多いのだが、下田で買ってきたみかんで作ったみかんソースがお気に召したのか、皮部以外は飲み込めた様である。
3人家族で鶏一羽なんて食べきれないだろうと思っていたが、主菜がなかったからか、綺麗に片付いてしまった。流石マイファミリー。と云うかマイストマックだ。明日はきっと一番鳥より早く起きて会社出勤する事だろう。
娘には、サンタさんが『アンパンマンの腕時計』をプレゼントしてくれたみたいだ。まだデジタル時計も読めないが、大人の真似をしたがる時期なので、大喜びだ。
でも何故だろう、サンタさんは僕の財布から腕時計の代金をしっかり徴収して行ったみたいである。世知辛いね~。
我が家で忘年会 ― 2008年12月30日 10:08

12月29日(月)
我が家で忘年会をすると云う事で、早起きをし、前の会社の同僚Oさんと大宮の市場へネタを仕入れに。
私は大宮の市場は初体験だったので、その大きさに驚いた。値の高低はさて置き、ここならほぼどんな食材も揃う筈である。
魚、肉、野菜は勿論、乾物、缶詰類、輸入食材・・・アルコール類だって売っている。
敷地は広いが駐車スペエスは満車だ。律儀に待ってないで積極的に場所取りをしないと何時までたっても車を降りられない。鈍臭いのは駄目な世界なのである。
そして、通路が狭いのでボヤボヤ歩いていては危ない。包丁研いでる肉屋も、小型リフトを運転する魚屋もいるから、じっくり品だけ見ていられない。お客も強引なタイプが多いし。
それから、魚などの値段が1kgあたりの表示になっているので、慣れないと大変だ。予算内でざっと見積もるのも難儀である。大体その魚が何キロぐらいあるのか検討がつくようでなければ好い買い物はできないのだろう。
そんな見学人を引き連れ、Oさんはどんどん買い物を進める。
アナゴ、特大のホタテ貝(勿論殻付き)、高級魚クエ(地方やサイズで呼び名が異なるらしい。アラとかハタとも呼ばれるとか)は、1kgで5000円。2kgくらいの小さいハタ(と表示)を購入したが、それでも10000円。
「店で食えば相当取られるんだから、安いもんだ!」とOさん太っ腹。
クエと云えば、鍋。そうそうクエ鍋をタイトに出すお店は少ない。滅多にお目に掛かれないから河豚より高級だ。
それでも最近は、テレビなどでよく取り上げられ、以前よりは収穫量も増え、そして買い易くなってきた様だが、何を隠そう、私はまだクエを食べた事がなかった。
さて、これを刺身にするのはOさんの役だが、私は残りの半身を調理するお題を授かってしまい、粉を塗してフライパンで焼く事にした。
鍋にするのでは技がない。骨やカマの部分でアラ汁は充分できるし、後で身は無くともそれを使えば鍋にする事も可能だ。
かと言って、ただの塩焼きも芸が無いと思った末である。
今回は、バジルとサラダほうれん草、マツの実、大蒜、オリーブ油(バージン)をミキシングしたジェノベーゼソースで試してみる事にした。
ジェノバソースは、味のある白身魚や貝類と相性が良いからだ。
ソースの癖が強すぎて魚の味が損なわれるかなと少々心配でもあったが、流石はクエ。弾力あって負けておらず、美味しくいただく事ができた。
他に、Oさん得意の手作りアナゴ寿司、私の十八番キャベツロールと和と洋の混合メニューで、飲み物もワインから日本酒と多いに飲み食いし、楽しい忘年会であった。
さて、クエの刺身だが、河豚と言うよりも、私は鯛に近いなと思った。しかも鯛を昆布で〆た状態に近いような気がする。身が若干しまって昆布の旨みと粘り気を含んだ鯛。焼くと身の厚い鮃と云ったところかな。
まあ、興味ある方は是非お食べあそばせ。市場で購入した方が絶対安いよ。
我が家で忘年会をすると云う事で、早起きをし、前の会社の同僚Oさんと大宮の市場へネタを仕入れに。
私は大宮の市場は初体験だったので、その大きさに驚いた。値の高低はさて置き、ここならほぼどんな食材も揃う筈である。
魚、肉、野菜は勿論、乾物、缶詰類、輸入食材・・・アルコール類だって売っている。
敷地は広いが駐車スペエスは満車だ。律儀に待ってないで積極的に場所取りをしないと何時までたっても車を降りられない。鈍臭いのは駄目な世界なのである。
そして、通路が狭いのでボヤボヤ歩いていては危ない。包丁研いでる肉屋も、小型リフトを運転する魚屋もいるから、じっくり品だけ見ていられない。お客も強引なタイプが多いし。
それから、魚などの値段が1kgあたりの表示になっているので、慣れないと大変だ。予算内でざっと見積もるのも難儀である。大体その魚が何キロぐらいあるのか検討がつくようでなければ好い買い物はできないのだろう。
そんな見学人を引き連れ、Oさんはどんどん買い物を進める。
アナゴ、特大のホタテ貝(勿論殻付き)、高級魚クエ(地方やサイズで呼び名が異なるらしい。アラとかハタとも呼ばれるとか)は、1kgで5000円。2kgくらいの小さいハタ(と表示)を購入したが、それでも10000円。
「店で食えば相当取られるんだから、安いもんだ!」とOさん太っ腹。
クエと云えば、鍋。そうそうクエ鍋をタイトに出すお店は少ない。滅多にお目に掛かれないから河豚より高級だ。
それでも最近は、テレビなどでよく取り上げられ、以前よりは収穫量も増え、そして買い易くなってきた様だが、何を隠そう、私はまだクエを食べた事がなかった。
さて、これを刺身にするのはOさんの役だが、私は残りの半身を調理するお題を授かってしまい、粉を塗してフライパンで焼く事にした。
鍋にするのでは技がない。骨やカマの部分でアラ汁は充分できるし、後で身は無くともそれを使えば鍋にする事も可能だ。
かと言って、ただの塩焼きも芸が無いと思った末である。
今回は、バジルとサラダほうれん草、マツの実、大蒜、オリーブ油(バージン)をミキシングしたジェノベーゼソースで試してみる事にした。
ジェノバソースは、味のある白身魚や貝類と相性が良いからだ。
ソースの癖が強すぎて魚の味が損なわれるかなと少々心配でもあったが、流石はクエ。弾力あって負けておらず、美味しくいただく事ができた。
他に、Oさん得意の手作りアナゴ寿司、私の十八番キャベツロールと和と洋の混合メニューで、飲み物もワインから日本酒と多いに飲み食いし、楽しい忘年会であった。
さて、クエの刺身だが、河豚と言うよりも、私は鯛に近いなと思った。しかも鯛を昆布で〆た状態に近いような気がする。身が若干しまって昆布の旨みと粘り気を含んだ鯛。焼くと身の厚い鮃と云ったところかな。
まあ、興味ある方は是非お食べあそばせ。市場で購入した方が絶対安いよ。
縄文の響 ― 2008年12月30日 11:22

12月30日(火)
朝起きたら、昨夜の会の飲み終わり瓶が和室に並んでいた。兵どもの夢の跡である。
私は一晩で、友人と2人でワインを7本空けた経験がある。しかもワインを飲みだす前にはビールも数本飲んでいる。これは今から10年以上も前の話だが、今思い出すだけでも頭が痛くなる。翌日二日酔いで腰が立たなかったのは言うまでもないか。
しかし、酔い過ぎて記憶をなくした経験はあまりない。今まで3回くらいかな?それだって断片的には最後まで覚えている。
その記憶をなくした3回のうち2回は、昨日一緒に飲んだOさんと席を共にしている。
一緒に飲んでいると、気を許しきっちゃう人っていませんか?
正にOさんが私にとってはそうなのだ。普段私は、どちらかと言えば、酔った友人、同僚を介抱してやる方なのだがね~。
昨夜の事は最後まで覚えている。しかし、朝、魚沼産の亀の尾(貴重な昔の酒米)で仕込まれた幻の酒『縄文の響』が空になっているのを確認し、ちょっと凹んだ。この酒を飲ませる約束を他の人間としていたからである。仕方ない、その時にはお取り寄席するしかあるまいな。
美味しい料理、酒、友人、場所が揃った正に究極、至極のメニューだったのだから、細かい事にくよくよせず、さっさと洗車するとしよう。
でも、幻の酒の写真だけはおさめておこうか。
朝起きたら、昨夜の会の飲み終わり瓶が和室に並んでいた。兵どもの夢の跡である。
私は一晩で、友人と2人でワインを7本空けた経験がある。しかもワインを飲みだす前にはビールも数本飲んでいる。これは今から10年以上も前の話だが、今思い出すだけでも頭が痛くなる。翌日二日酔いで腰が立たなかったのは言うまでもないか。
しかし、酔い過ぎて記憶をなくした経験はあまりない。今まで3回くらいかな?それだって断片的には最後まで覚えている。
その記憶をなくした3回のうち2回は、昨日一緒に飲んだOさんと席を共にしている。
一緒に飲んでいると、気を許しきっちゃう人っていませんか?
正にOさんが私にとってはそうなのだ。普段私は、どちらかと言えば、酔った友人、同僚を介抱してやる方なのだがね~。
昨夜の事は最後まで覚えている。しかし、朝、魚沼産の亀の尾(貴重な昔の酒米)で仕込まれた幻の酒『縄文の響』が空になっているのを確認し、ちょっと凹んだ。この酒を飲ませる約束を他の人間としていたからである。仕方ない、その時にはお取り寄席するしかあるまいな。
美味しい料理、酒、友人、場所が揃った正に究極、至極のメニューだったのだから、細かい事にくよくよせず、さっさと洗車するとしよう。
でも、幻の酒の写真だけはおさめておこうか。
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