十数年ぶりの上野動物園2010年06月19日 08:59

 6月19日(土)

 かみさんが無料入場券を人からいただいたと云うので、随分久しぶりに上野動物園に行ってきた。なんだか無料券に縁のある我が家であるが、そうでもないとあまり出掛けないからね。
 動物の在、不在や配置など若干変わった様に思った。そうだよな、二十年近くぶりなら動物も死んだり生まれたりするし、人気、流行動物も変わるし、園内も新しくなったり、古くなったりするものだ。だから、以前来たことがあると云ったって、新鮮さは感じる事ができた。今になって感心することと云うのも多いしね。
そんな訳で、娘が喜ぶと思って行ったのに、大人の方が大喜び。
 因みに娘は只今ディズニーのアニメ、「バンビ」ちゃんに嵌っているので、本物の鹿を見る事が、今回の自分のメインだった様だ。
だが、上野の鹿は年老いていて、イメエジしていた小鹿の可愛らしさからはちと離れていたらしい。それでも鹿に見入る娘を見て、あーこの子は、わが道を行くタイプなんだなと感じた。人気の動物よりも、今時、鹿が見たいってーのはねー・・・流石私と同じAB型である。
 帰りに小鹿のぬいぐるみが欲しいと、商品を掴んで離さないので、渋渋かみさんが買ってあげていたが、きっと家に帰る頃には飽きていると言うのがいつものパターンだ。しかし、こう云うグッズが残っていれば、大人になってから、あー自分は上野動物園に行った事があるんだと何となく思い出すものだろう。
私も娘と同じ年頃に上野動物園で迷子になった思い出がある。丁度パンダが大ブームで超混雑していたっけな。
因みに私は当時パンダよりもカバに夢中で、カバに見入っていたら大人達がいなくなっていて迷子みたいなパターンだったと思ったが・・・

ルーシー・リー展2010年06月05日 21:24

 6月5日(土)

 お約束通りに、乃木坂にある国立新美術館へ、陶芸の巨匠ルーシー・リー氏の展覧会を見に家族で出掛けて来た。
釉薬だの焼きだのはよく判りませんが、カミサンも私も、器に興味はある方で、洋食器も和食器も大好きである。
 今回の回顧展は、ルーシー・リー作品の選りすぐり約250点。
中でも、ウェッジウッド社からの依頼で作ったものの、販売まで至らなかった幻のカップ群が印象的だった。色あいもウェッジウッドっぽくてカミサンも気に入っていた様だ。
 私は特にピンク色の作品に目をひかれた。なるほど、変わった色合いの器が多いのと、細かいラインの繊細さ、それでいてフリーハンドっぽさが愛らしいと思った。
自分がこんな器に料理を盛り付けたり、花を生けたり・・・、そんな域に達せたなら、更に、作品の素晴らしさを感じる事が出来るのだろうな。
わくわくし過ぎて、美術館到着までに数回トイレで大便をしている私ごときには、まだまだ理解しきれない世界である。

超混みディズニーランド2010年03月21日 10:06

 3月20日(土)

 強風の中、家族でディズニーランドへ。
娘が4歳を迎える前に(4歳から有料だそうだ)と、カミサンのケチケチパワーに押され、しかも、お弁当まで作らされた。
お弁当を作っていったのは正解だった。私もディズニーランドは結構行ったが、今回ほど混雑していたのは初めてだ。大晦日に匹敵するんじゃないだろうか?特に関西の人、外国人が多かった様に思う。
そんな訳で、どの飲食店も乗り物並みの並び様。
「ほーら、お弁当で好かったでしょ」といかにも自分で作ったかのように嫁さん。私は目が点だ。
早起きしてお弁当を作ったのは私だぞ!
そんな怒りも結婚5年も経てば沸いてこない、慣れっこだ。
 
 そんな混雑の中でも乗り物8つも乗って、娘もヘトヘトだ。
強風の為、パレードは全て中止、勿論花火も中止。乗り物も船が運航中止と物足りなさはあったが、カミサンはお土産が買えれば満足だし、娘はミッキーと握手が出来てテンション上がりまくりだしで、充実した連休初日だった。

目黒祐樹、ぶらりディズニーランドの旅2009年09月19日 19:13

 9月19日(土)

 連休初日から家族でディズニーランドへ。
娘は初めてのディズニーランドだ。自分も凡そ十数年ぶりである。
まさか、自分の娘とディズニーランドで遊ぶ日がこようとは、十数年前の自分は想像もつかなかった事である。
カミサンや娘には「家族サービス、家族サービス・・・」と言いつつも、実はかなりウキウキしていたりする私であった。
連休だと言うのに、意外と空いており、朝早く訪れて、レストランで朝食を取った。このレストランは、プーさんのキャラ達が各テーブルを回ってくれるので、娘も大喜び。
私は、中学生の時分からよく目黒祐樹(俳優さん)に似ていると言われたのだが、今回の写真は自分でもそう思った。

 娘は3歳なので、まだディズニーランドは無料である。
乗り物もそうそう乗れないのだろうと思っていたら、結構制限なし、何でも乗れるので驚いた。
意外や意外、6つも乗れて、相当疲れた様子。帰りの車内では爆睡だった。パレードなど、丁度時期的にハロウィーンの企画ものが多かったので、ちょっと娘には怖かったみたいだが、お土産屋でのハッスルぶりはカミサンゆずりだなとつくづく感じた。
 兎も角、やっぱりディズニーランドは裏切らない場所であるなと。

百鬼夜行の世界展2009年08月22日 20:26

 8月22日(土)

 カミサンが今日から一週間夏休みだ。一週間、何もしないのでは勿体無いからと云うので、『怪 vol27』に載っていた、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館へ、「百鬼夜行展」を見に出掛けてきた。
 それほど期待はしていなかったのだが、非常に楽しめる博物館であり、得した気分になったと云うのが率直な感想。
 百鬼夜行展に関しては、博物館の1コーナーで開催された企画展示で、予想通りの雰囲気だった。
たまたま、この博物館の民俗研究員である「常光 徹」氏によるギャラリートークがあると云うので、その時間にあわせて展示コーナーを訪れたところ、想像以上の混雑ぶりに驚いた。意外と年配の方方(品の好さげな爺ちゃん、婆ちゃん)が多かった。妖怪好きは、年齢幅広いんだな。
 子供をぞろぞろ連れたファミリーも多かったが、皆が皆、妖怪好きと云う感じではなかった様だ。しかし、その中に数家族、我が兄のりへいとその長男リンタロウみたいな、パンフレットを片手に、あーでもないこうでもないと妖怪知識を語り合う妖怪オタク親子がやっぱりいた。
世の中には、私等みたいな妖怪莫迦が本当にいるんだね。
 今回は、真珠庵蔵の百鬼夜行絵巻と、それを真似て描かれた絵巻数点を中心に、7作品くらいが展示してあった。
絵巻なので、見られる妖怪画も一部ずつなのだが、「髪きり」や「ぬっぺっぽう」、「からす天狗」などのお馴染み妖怪が確認できた。
ははー、水木さんはこの絵巻の中から「いそがし」という妖怪を創作したんだな、という風体の妖怪も見れて、中々面白かった。
音楽界などでも、ある作品を聞いて、その作品を作ったアーチスト達が、どんなジャンルのどんなアーチスト達の影響を受けたのかと云う、いわゆるルーツが垣間見える時と云うのが稀にある。それを感じ取れた瞬間と云うのは、ちょっとゾクゾクくるもんだ。今回私は、そんなゾクゾク感に似たものを感じる事ができ、正にじんわり、にんまりな一日であった。
 おっと、
お勧めなのは、百鬼夜行展だけではない。
この博物館は、もともとその他の展示内容が素晴らしい。
歴史の好きな方なら、一日見ても見飽きない内容となっている。それでいて入場料は、大人460円と格安。
その他の展示の中にも、鬼だったり神だったり、日本で信仰される様々なモノ、行事などがわかりやすく紹介されていて大変勉強になった。
 特に、マニアックな親子には、是非一度、足を運んで、実感して欲しい場所である。
 この博物館を訪れた子供達の研究資料が展示されたコーナーもあったのだが、これがまた、どれも素晴らしい。
鬼の研究だとか、三本足の烏の研究だとか、大人顔負けのディープな内容である。末恐ろしいと云うか、楽しみと云うか・・・。この分だと、妖怪オタクはまだまだ絶えないだろうね。
 この博物館では、面白い写真を一杯撮ったので、また別の機会に紹介するとして、一先ずおしまいに。

こりごり外出2009年05月04日 22:06

 5月4日(月)

 ゴールデンウィークのドライヴほど道路が混雑する期間はない。しかも今年は、高速道路の利用代金が割引と云う話で、連日えらい渋滞だとニュースで報道していたのにも関わらず、せっかく5連休なんだからとカミサンと娘にせがまれ、では近場にと那須まで出掛ける事になった。
潮干狩りにでも行ってみようかと云う案もあったが、たまたま入場無料券をいただいたと云うので、『那須どうぶつ王国』へ。ムツゴロウさんプロデュースだとか?何とか?
那須辺りならばと思ったのが大間違い。やっぱりゴールデンウィークの高速道路は最悪である。なんと片道5時間(行きは4時間くらい)の運転でヘトヘトになった。通常時の倍以上時間が掛かった。
 マイナーな場所かと思いきや、ディズニーランドばりの混雑具合。駐車場があちこちにあって、現地までバスが送迎。園内も広いのでバスやリフト(リフトは有料)で移動するのだが、一々並ぶのがまたディズニーランドなみ。
はっきり云って、小動物園がある牧場と云った具合の、特に魅力のある場所ではない。
混雑してなきゃもうちょっと楽しめたのだろうが、行った時が悪かった。
ま、ゴールデンウィークは何処に行っても好い思い出ができないもんだ。行き先、企画を誤ると、大渋滞でとうとう現地に着かずにとんぼ返りなんて云う事もある。それに比べりゃ、無事に現地に着き、見学も充分にできたのでマシな外出だったかなとも思うが・・・。
 そう云う場所では、ちょっとした食事もえらい高いし、待ち時間にイライラするケースが多い。なので今回は私が早起きして、お弁当を作っていった次第。これも実際正解だった。しかし、その早起きが、後々帰路に響いて本当にグッタリ。帰りの車内は何とも暗い雰囲気。とても我が家とは思えない状況だった。
やっぱりこの時期は、家で大人しく休養と云うのがベストだ。
来年からは絶対高速道路は乗らないぞ!

 写真は園内バード館にて。100円をインコに渡すと、おみくじを持ってきてくれる。我が家は娘が挑戦。おみくじの内容はどうでもよかったみたいだ。

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私の作成するホーム頁『匂山人の有卦に入る』から分化したモノです。ですから、主なネタは妖怪、料理、音楽、家族、仲間、犬などになってます。
私に興味を持ってしまった奇特なアナタ、時にジンワリ、時にニンマリしてみてちょーだい。
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