ハーフの鳩子と雷2010年07月23日 17:50

 7月23日(金)

 4月に東京の伯父が亡くなり、百箇日法事を行う為、実家に母を迎えに行くと、従兄弟が子供二人を連れて帰郷していた。この従兄弟たちに会うのは、5年ぶりくらいになるだろうか。
 従兄弟は、フランス人シェフと結婚し、現在フランスに住んでいるのだが、毎年この時期に帰郷し、一月ほど滞在してフランスへ帰る。
そんな訳で、タイミングが合わないと中々会うことの出来ない従兄弟とその子供達。私の娘と従兄弟たちが会うのも今回が初だ。
 下のお兄ちゃんは4年生、上のお姉ちゃんはもう中学生だそうだ。二人とも年齢よりもずっと背が高くて大人に見える。他所の子が育つのははやいものだなぁ。前回会った時は、まだ二人とも幼かったのに・・・。

 娘の香月は、この二人がまさか自分と血の繋がりがあるなんて考えもつかないのだろう。現に、お兄ちゃん(バンソン君)を見て、シンデレラに出てくる王子様みたいと見蕩れて固まっていたし。
 バンソン君は、妹が欲しかったみたいで、香月と一生懸命遊んでくれた。すると、お姉ちゃんのカミィちゃんが薄っすらやきもちを焼くと云う、なんとも可愛らしい一面が見れて面白かった。

 夜、従兄弟たちが帰ると、急に雷がなりだした。田舎の雷を体験するのは数十年ぶりだったが、あまりの激しさに腰が抜けた。
私が子供の頃は、毎年こんな雷を聞いたもんだが、暫く振りだったので流石に驚いた。娘はトラウマになるくらい恐れ戦き、泣き叫んだ。
一時間に及んだ雷は、雨風を伴い、そして各家庭の家電品を破壊し去って行く。一時間で停電7回。翌日、我が本家の電気屋は、家電品修理で大忙しだったと云う。

 翌日、母と伯父を連れて、東京へ。伯父の百箇日が終わると、再び実家に二人を送り届けた。すると、またもや雷。二夜連続の雷雨だ。
ああ、娘はきっと雷恐怖症となってしまった事だろう。因みに二夜目は停電2回。流石は栃木県。雷獣と云う妖怪も栃木県出身だしね。
 生前、伯父には散々雷を落とされた私だが、死んで尚自分を戒めるかと、そんな気分の二日間であった。

すごいね、GEISAIは。2010年03月14日 22:01

 3月14日(日)

 宣告通り、GEISAIに挑戦してまいりました。
賞を狙おうとかは全く考えていませんでしたが、だからこそ、図々しくも出展できたのかも知れません。皆様のレベルの高さに圧倒されてしまい、自分たちの作品のグレードの低さに恥ずかしい思いをしました。
いやー、世の中には凄い人が沢山いるんですねー。
我々はと云えば、ただの「ちょっと器用な妖怪好き」と云ったところ。
 私、今回のように、自分で作ったモノを公の場で発表したのは初めてなんですが、恥ずかしいものですね。
自分等はバンドも組んでるんですが、曲を人前で披露するよりも数段恥ずかしかったです。
ホント、好い勉強になりましたし、色んな方々の作品が間近で見れて楽しかったです。もしかしたら、今回参加されていた方々の中から有名なアーチストが世に出るかもしれませんしね。そしたら、自慢しちゃおうと思います。「あの人、同期だよ」とか言っちゃったりして。
因みに、私、以前小説を応募したことがあるんですが、その時の大賞者が『畠中恵』さんでした。テレビでドラマ化されましたけど『しゃばけ』と私の小説は一度は同じところに集められた訳ですね。だから、畠中さんは、私と同期なんです。あー私ってつくづく能天気な男ですな。

 この場でお礼をさせて下さい。
我々の作品に興味をもってくれた方々、ありがとうございました。ポストカードまでご購入いただいて、兄のりへい、甥リンタローネともども大変感激しております。また妖怪好き同士、どこかでお会いする事があるかも知れません。その時はどうぞお気軽にお声掛け下さいませ。

作品作成中2010年02月14日 16:31

 2月14日(日)

 ついぞこの前「あけましておめでとう」と言ったばかりだったのに、もう2月じゃございませんか。豆まきも終わって、巷はチョコレート騒ぎ?なんじゃないでしょうか。
そうそう、かみさんが言ってましたけど、今年は百貨店のチョコ売り場があまり賑わってなくて、なんだか不景気~っぽさを感じたそうですね。
ま、私には関係ありませんけども・・・。

 ところで、丁度一ヵ月後に東京ビッグサイトで行われる「GEISAI♯14」に作品を出展してみようと思っています。
と言っても、今回は新作ではなく、作り貯めしてあった妖怪人形6体の出展予定です。
そんな訳で、妖怪人形の壊れている部分を修正したり、飾りつけしてみたりと、怪しい休日を過ごしています。
 私一人での参加ではなく、兄のりへいと、その息子リンタローネと、それぞれの作品を少しずつ出し合っての参加ですが、どうぞよろしければ見に来てやって下さい。
因みに、リンタローネ氏は新作出展だそうですよ。
 入場料は前売り800円、当日1000円だそうです。
ああ、勿論色んなアーチストの作品が集まりますので、見応えはありますでしょうし、目的は私たちの作品でなくてかまいません。ついでに見てくだされば結構ですので、是非どうぞ。

妖怪鳥2009年11月07日 17:46

 11月7日(土)

 早朝ジョギングを始めて2ヶ月とちょっと経つ。
腰痛は肥満の所為だと思い、ジョギングを始めた訳だが、今回は結構根気好く続いており、平日は出勤前に4時置きして40分ほど走っている。走っていると云ってもとてもゆっくりペエスで、恐らく若者の競歩以下のスピードなんだろう。でも凡そ5kmのコースである。
休日は気持ちが好いので、朝日が昇る頃合を計って、走っている。娘は寝かしたまま、休日だけはカミサンも一緒に走る。
 折り返し地点の公園に、ちょっとした妖怪がいる。
正体は、何やら脚と嘴の長い鳥(この公園は自然の鳥が色々とやってくるので有名)なのだが、平日暗い状況下で目撃すると、結構大きいので非常に吃驚する訳だ。
今日は休日で、明るい時間帯にジョギングしたので、妖怪の正体を激写する事ができた。お披露目しよう。
 因みにこの妖怪、否、鳥、公園では結構知られた存在の様で、人気もある。この鳥を写真に収めたくて公園にやって来るカメラマンもいたりする。

今年の作品2009年09月07日 20:00

 9月6日(日)

 お盆に実家で作り始めた「一つ目入道」(土粘土細工)が、ようやっと仕上がった。実家でそのまま出来上がれば実家に置いてくるつもりだったが、一度固まってしまった粘土を、水に一晩漬けてから練り直したというのもあり、今回は手間が掛かってしまった。
因みに、この入道は、蚊取り線香が置けるように作ってあるので、実用的でもある。
暫くぶりの粘土細工だったので、腕の鈍りを感じたが、今後ちょっとずつ作り続けて行くうちに感も戻る事だろう。
次は、オーブン粘土をげっとしてきたので、それを使って面白い妖怪作品を作ってみようと思う。お楽しみに~。

妖怪胡瓜2009年08月30日 18:44

 8月30日(日)

 家の外壁に入り込んで、そのまま育った為へんな形になってしまった胡瓜。つやつやとしていて河童の皮膚っぽい。珍しい形なので記録しておいた。妖怪っぽくみえる。気色悪くて食べるのに抵抗があるな~。
 cucumberと書いて『キューカン婆』って云う妖怪名は如何だろう。
『タンコロリン』と云う古くなった柿の妖怪がいるが、胡瓜も蔑ろにしているとそのうち妖怪化するやも知れぬな。

このブログについて

私の作成するホーム頁『匂山人の有卦に入る』から分化したモノです。ですから、主なネタは妖怪、料理、音楽、家族、仲間、犬などになってます。
私に興味を持ってしまった奇特なアナタ、時にジンワリ、時にニンマリしてみてちょーだい。
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