下田へ家族旅行 ― 2008年12月23日 10:42

12月20日(土)
そうそう年に何度も旅行はできないが、たまにゃ温泉に浸かりたいものだ。嫁さんが同僚から下田プリンスホテルの割引チケットをいただいたのでと云う事で、師走の海を眺めに小旅行。
そう云えば、下田は17年前に、父母、兄とともに家族旅行をした思い出の地である。当時私は20歳、父母も50歳くらいで溌剌していたもんだ。平日だったのに観光客も多かったし。
ところが、時代は流れたんだな。シーズンオフとは云え、不景気からなのだろう、観光スポットはどこも閑散とし、閉館したホテルやレストランの建物がそのままの状態になっているのを見ると、とても切ない気持ちになった。当時訪れた海中水族館にも再び行って見たのだが、これまたまばらな客数で、寂れた印象を受けた。
因みに、伊豆といえば結構メジャーだった『いのしし村』が閉館になっていたのにも驚いた。我々も娘が生まれる直前にいのしし鍋を食べた思い出があるが、不景気に負けてしまったのだろうな。何とも寂しい限りだ。
この時期、ホテルのお客数も相当少なかった。
大開口窓からは一面海が、そして天気が良ければ伊豆七島がいくつか確認できる贅沢大浴場も、ほぼ貸切状態で、マッサージ機も使い放題。マナーの悪い客にイライラする事などは一切なく、とても癒された。何しろお天気最高の中、日の出を湯に浸かりながら拝めるなんざ、そう経験できるもんではない。
勿論一泊夕朝2食付のチケットである。夕食は和食、洋食、寿司からチョイスできる4000~5000円くらいのコースで、私達は、珍しく寿司をチョイスした。一人前4、5000円の寿司なぞを食べる機会も普段は滅多にないし、下田の地魚を堪能できればとウキウキしながらご馳走になったが、想像していたよりもオーソドクスなネタばかりで、ちょっと残念だった。でも、年季の入ったおやっさんの握る寿司はやっぱり一味違う気がした。特に大トロ、後から追加注文した地蛸は久しぶりにいいもの食ったなと思ったほど。
下田だから、伊勢海老とか金目鯛や鮑なんかも食えちゃうのかなと期待していたが、どうやら4、5000円のコースでは扱えないネタだった様である。
朝食はバイキング。洋食と和食のコーナーが分かれており、どれも薄味で胃に優しい感じの好感の持てる内容だった。何よりホールも前面ガラス張りで、目の前一面パノラマ海で素敵であった。朝日の中の優雅な朝食は、違いの判るネスカフェゴールドブレンド赤ラベルな男がよく似合うと思った。
帰宅途中、道沿いで農協のみかん直売所が賑わっていたので寄ってみた。流石田舎だ。一キロ100円~350円までランク分けされたみかんが、計量はセルフサービスといったスタイルで売られていた。計量は買い手となれば、インチキする奴もいるだろうに。だが、田舎の人たちはあまり人を疑ったりしないのである。ふところが深いのだ。
こう云うムードは得意ではないが嫌いではない。わざとよそ者っぷりを匂わせながらフレンドリーに売り手に話しかけると、結構サービスしてくれるものである。今年は特にみかんが例年の倍値以上だから、キロ100円は嬉しい。全て試食したが、小粒でもキロ100円のものが一番味が濃密だったのでとりあえず5キロ分購入。安くとも、10キロも腐らせず食べきるのは難しいしね。他に、大根(50円)と地元産椎茸(100グラム160円)も購入したら、オヤジさんが10円サービスしてくれた。
そうそう年に何度も旅行はできないが、たまにゃ温泉に浸かりたいものだ。嫁さんが同僚から下田プリンスホテルの割引チケットをいただいたのでと云う事で、師走の海を眺めに小旅行。
そう云えば、下田は17年前に、父母、兄とともに家族旅行をした思い出の地である。当時私は20歳、父母も50歳くらいで溌剌していたもんだ。平日だったのに観光客も多かったし。
ところが、時代は流れたんだな。シーズンオフとは云え、不景気からなのだろう、観光スポットはどこも閑散とし、閉館したホテルやレストランの建物がそのままの状態になっているのを見ると、とても切ない気持ちになった。当時訪れた海中水族館にも再び行って見たのだが、これまたまばらな客数で、寂れた印象を受けた。
因みに、伊豆といえば結構メジャーだった『いのしし村』が閉館になっていたのにも驚いた。我々も娘が生まれる直前にいのしし鍋を食べた思い出があるが、不景気に負けてしまったのだろうな。何とも寂しい限りだ。
この時期、ホテルのお客数も相当少なかった。
大開口窓からは一面海が、そして天気が良ければ伊豆七島がいくつか確認できる贅沢大浴場も、ほぼ貸切状態で、マッサージ機も使い放題。マナーの悪い客にイライラする事などは一切なく、とても癒された。何しろお天気最高の中、日の出を湯に浸かりながら拝めるなんざ、そう経験できるもんではない。
勿論一泊夕朝2食付のチケットである。夕食は和食、洋食、寿司からチョイスできる4000~5000円くらいのコースで、私達は、珍しく寿司をチョイスした。一人前4、5000円の寿司なぞを食べる機会も普段は滅多にないし、下田の地魚を堪能できればとウキウキしながらご馳走になったが、想像していたよりもオーソドクスなネタばかりで、ちょっと残念だった。でも、年季の入ったおやっさんの握る寿司はやっぱり一味違う気がした。特に大トロ、後から追加注文した地蛸は久しぶりにいいもの食ったなと思ったほど。
下田だから、伊勢海老とか金目鯛や鮑なんかも食えちゃうのかなと期待していたが、どうやら4、5000円のコースでは扱えないネタだった様である。
朝食はバイキング。洋食と和食のコーナーが分かれており、どれも薄味で胃に優しい感じの好感の持てる内容だった。何よりホールも前面ガラス張りで、目の前一面パノラマ海で素敵であった。朝日の中の優雅な朝食は、違いの判るネスカフェゴールドブレンド赤ラベルな男がよく似合うと思った。
帰宅途中、道沿いで農協のみかん直売所が賑わっていたので寄ってみた。流石田舎だ。一キロ100円~350円までランク分けされたみかんが、計量はセルフサービスといったスタイルで売られていた。計量は買い手となれば、インチキする奴もいるだろうに。だが、田舎の人たちはあまり人を疑ったりしないのである。ふところが深いのだ。
こう云うムードは得意ではないが嫌いではない。わざとよそ者っぷりを匂わせながらフレンドリーに売り手に話しかけると、結構サービスしてくれるものである。今年は特にみかんが例年の倍値以上だから、キロ100円は嬉しい。全て試食したが、小粒でもキロ100円のものが一番味が濃密だったのでとりあえず5キロ分購入。安くとも、10キロも腐らせず食べきるのは難しいしね。他に、大根(50円)と地元産椎茸(100グラム160円)も購入したら、オヤジさんが10円サービスしてくれた。
便所の神様? ― 2008年12月23日 12:30

12月20日(土)
沼津経由で下田に向う途中、『便所の神様、明徳寺』と云う看板が目に付き、興味津々寄って見ることにした。ちょうど尿意も感じていたしね。
さて、借りたトイレ内にはお札が貼られ、外には大きな大黒様像が立っていた。はてはて、どんなお寺なのだろう?
用を足し、早速お寺へ。
なるほど天台宗なので、五大明王の一尊である烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)が祀られたお寺だった。
烏枢沙摩明王は古代インド神話においても炎の神とされ、この世の一切の汚れを焼き尽くすと云う功徳を持つそうだ。
古くから便所は怨霊や悪魔の出入り口と考える思想があったことから、現実的に不潔な場所であり、怨霊の侵入箇所とされていた。それでこの烏枢沙摩明王の炎の功徳によって清浄な場所に変えると云う信仰が広まり、今に伝わっているんだとか。
そんな訳で、お札好きの私には嬉しい、コレクションが一つ増えた。
烏枢沙摩明王札、トイレに貼ると家運がアップするそうだ。
文字札はトイレ入り口外側上に、明王が書かれた絵札は入り口内側上に貼るのが正しいらしい。和式トイレだと貼る場所が違うそうなので、お札を持っている方はご注意。(そうそう持っている方も少ないとも思うが、念の為)お札をお求めの方は、是非明徳寺まで。
写真で気付いたのだが、右側に男性のシンボルの様な石像が立っている。これも便所と関係があるのだろうか?
沼津経由で下田に向う途中、『便所の神様、明徳寺』と云う看板が目に付き、興味津々寄って見ることにした。ちょうど尿意も感じていたしね。
さて、借りたトイレ内にはお札が貼られ、外には大きな大黒様像が立っていた。はてはて、どんなお寺なのだろう?
用を足し、早速お寺へ。
なるほど天台宗なので、五大明王の一尊である烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)が祀られたお寺だった。
烏枢沙摩明王は古代インド神話においても炎の神とされ、この世の一切の汚れを焼き尽くすと云う功徳を持つそうだ。
古くから便所は怨霊や悪魔の出入り口と考える思想があったことから、現実的に不潔な場所であり、怨霊の侵入箇所とされていた。それでこの烏枢沙摩明王の炎の功徳によって清浄な場所に変えると云う信仰が広まり、今に伝わっているんだとか。
そんな訳で、お札好きの私には嬉しい、コレクションが一つ増えた。
烏枢沙摩明王札、トイレに貼ると家運がアップするそうだ。
文字札はトイレ入り口外側上に、明王が書かれた絵札は入り口内側上に貼るのが正しいらしい。和式トイレだと貼る場所が違うそうなので、お札を持っている方はご注意。(そうそう持っている方も少ないとも思うが、念の為)お札をお求めの方は、是非明徳寺まで。
写真で気付いたのだが、右側に男性のシンボルの様な石像が立っている。これも便所と関係があるのだろうか?
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