ボー那須2007年07月16日 22:28

 7月16日(月)

 天気予報が外れたか?早起きしたら晴れ間が差していたので、急遽ドライブ決行。
そう云えば、世間の人々はボーナスも出て羨ましい限りだ。私の勤める業界では、ちゃんとした賞与制度のある会社が殆どない。時間はあるが金は無いか、金はあるが時間が無いみたいな、極端な世の中になってしまったものだと最近特に感じる。
 さておき、本日のドライブ先は、日帰りには丁度好いくらいの那須高原である。目的は美術館だ。実は数日前から、三連休に向けてのドライブ先を考えてはいたのだ。
あるガイドブックに『ニキ・ド・サンファル』と云うアーチストの作品が何点か載っていた。私はその作品の写真にピンと来てしまい、見たい願望を抑えられなくなってしまったのである。その美術館が那須高原にあると云うのだ。
嫁もアート観賞が嫌いな方ではないし、那須高原なら子供が喜びそうな場所も多いので即決と云う訳だ。

 朝早い出発だったので、9時半頃に現地に着いてしまった。
さあさあ急ごう、入場料は1000円である。
 事細かくレポートしたいところだが、それよりも是非訪れていただきたいミュージアムである。作品は勿論、背景、建物自体もそれはそれは素晴らしい。なんて心地好い場所だろうと誰もが感じる筈である。
 
 正直、十数年前にジャン・ミッシェル・バスキアの個展を見に行った時以来の衝撃であった。兎に角作品の一つ一つが私好みである。
たった数点の作品を写真で見て気に入ってしまったほどだ、かなりストライクなアーチストであろうとは思っていたが、実際に作品を目の前にしたら、想像以上にやられてしまった。
館内では「うーん、素晴らしい!」としか言葉が出なかった。
少々高値だったが、当然作品集は買いだ。
各国に作品を残した方の様だが、機会があったら、それら作品も是非目の前で見てみたいものである。
 
 お昼はイタリアンのお店で、売りの『トマトラーメン』と云うのをいただいた。トマトスープ(野菜は白菜やキャベツなどが入ってボルシチ風)中にスパゲッティーが入った単なるスープスパゲッティーで、特別珍しくはないメニューだと思ったのだが。いかにも店のオリジナル、特許メニューだ的なアピールの仕方だったが、既に『るーぱん』あたりでは創作されている様なメニューである。
トマトラーメンと云うのだから、本当にラーメンの麺を使った方が面白いと思うし、もっとトマトスープもラーメンスープっぽさを出す研究をして好いと思った。トッピングももっと工夫が必要だと思う。ちょっとオレガノが効きすぎていたのもマイナス印象だ。もっと洗練されれば、ひょっとすると流行る可能性はあるかも知れないが・・・?
 
 その他にも色んな場所を見学したのだが、美術館で既にお腹一杯いになってしまった私は、とても満たされた気分だ。
正に『ボー那須』と言えよう。

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